女子アナウンサーの三田友梨佳さんが、収録中に受けていたセクハラの実態について語り、その背景にはフジテレビの共犯性が指摘されています。彼女が入社面接で強要された性的ポーズや、上層部の好みに基づく採用の実態についても関心が寄せられています。
三田さんは、フジテレビに入社後、さまざまな番組で活躍し続けてきましたが、近年の発言では、業界内のセクハラ問題が深刻であることを訴えています。2018年、ある番組に出演した際には、上司が女性記者のセクハラ被害を軽視したことを批判し、同じ女性としての苦しみを共有しました。彼女は、上司が断ってくれなかったことが二次被害を招くとし、心の痛みを訴えました。
また、彼女の入社面接時には、ユニークな課題が出されたことが話題になっています。面接官から美音の物真似を求められ、戸惑いながらもそれに応じたと明かしています。このような課題が、女子アナウンサーとしての職務に必要な心の強さを試す目的で出されることがあるとのことです。
三田さんの経歴は、青山学院大学を卒業後、2011年にフジテレビに入社し、様々な報道番組やイベントでのキャスターとして広く知られています。彼女は、2023年にフジテレビを退職し、育児に専念する意向を示していますが、その後もメディア活動を続ける意向を表明しています。
このような問題は、女子アナウンサーや業界全体の環境改善に向けた議論を促す契機となるでしょう。三田さんの勇気ある発言が、今後の変革の一助となることを期待しています。