女優で歌手のいしだあゆみさんが、3月11日に甲状腺機能低下症により76歳で亡くなったことが、17日に伊沢オフィスの公式サイトで発表されました。葬儀は親族のみで執り行われ、個人の意思によりお別れの会などは予定されていないとのことです。
いしださんは1948年に大阪府池田市で生まれ、フィギュアスケート選手として活躍した後、芸能界に入りました。代表曲『ブルー・ライト・ヨコハマ』は1968年にリリースされ、NHK紅白歌合戦には1969年から77年まで9年連続で出場。俳優としても数々の賞を受賞し、多彩な才能を発揮しました。
プライベートでは1980年に俳優の萩原健一さんと結婚し、4年後に離婚。二人の結婚生活は多くのメディアに取り上げられ、当時の世間の関心を集めました。離婚の理由は公には明かされていませんが、萩原さんの逮捕や私生活の問題が影響していたとされています。
いしださんの死去に対し、SNSでは悲しみの声が相次ぎ、特に『ブルー・ライト・ヨコハマ』の思い出を語る人々が多く見られました。横浜市にとってもこの曲は忘れられない存在であり、地域の象徴的な歌となっています。
彼女の死は多くの人々に衝撃を与え、今なおその影響力を感じる人が多いことを示しています。いしだあゆみさんは、時代を超えた名曲とともに、多くのファンの心に永遠に生き続けることでしょう。