吉本興業に所属する芸人が、違法なオンラインカジノに関与して逮捕される事件が発生しました。この芸人は、双子漫才のコンビ「大宅」として知られ、M-1グランプリ2024のファイナリストでもありました。彼は、数千万という大金を女性から騙し取り、違法なオンラインカジノに投じていたことが明らかになっています。
さらに、彼は他の複数の芸人をも違法オンラインカジノの世界に誘っていた疑いがあり、警視庁は今後、任意での調査を進める方針を示しています。この事件は、吉本興業に所属するタレントにも波及し、同様の行為に関与している可能性が指摘されています。
報道によれば、逮捕された芸人は、数年間にわたり確定申告において不正を行っていたことも明らかになっています。オンラインカジノは、最初は勝てるように設定されているものの、次第に負けるように操作されているという仕組みがあるため、利用者がのめり込むリスクが高いとされています。
このような事件が発生する背景には、オンラインカジノの市場規模が1兆円を超える中で、警察が店舗型カジノの摘発に苦慮していることが影響していると考えられます。また、広告塔となっていたタレントたちも、無意識のうちに違法行為に加担していた可能性があるため、今後の調査が注目されています。
この事件は、ギャンブル依存症の問題を再び浮き彫りにし、オンラインカジノの危険性が広く認識されるきっかけとなるでしょう。これからの展開に注目が集まります。