青木歌音が1月20日に自身のYouTubeチャンネルで、フジテレビの制作人から受けた性被害について告発し、話題を呼んでいます。青木さんは、過去にフジテレビのバラエティ番組制作に関与していた際、上司からキスや身体に触れられる行為を強要されたと明かしました。拒否すると怒られることがあり、精神的に追い詰められ、薬を服用しながら耐えていたと語っています。
彼女は、最近の中居正弘さんや中島優一プロデューサーの問題を受け、テレビ業界の歪んだ実態を多くの人に知ってもらうことで、早期の浄化を望んでいると述べています。青木さんは、制作現場で日常的に女性に対するセクハラが行われていると振り返り、プライベートでの呼び出しやセクハラ発言についても言及しました。
さらに、青木さんは1月24日、自身のX(旧Twitter)で、過去に二人の芸人から性被害を受けたことを明かし、そのうち一人がTKOの木下隆行である可能性を示唆しました。青木さんは、木下さんがセント君に似ていると述べ、過去のやり取りを保存していると説明しましたが、具体的な実名は恐怖心から控えています。
一方、木下さんは自身のSNSで、様々なコメントに対して冷静さを呼びかける一方で、告発を明確に否定することはしていません。この事件は、フジテレビへのCM出行を取りやめる企業が続出するなど、業界全体に大きな影響を与えています。
青木さんの告発は、多くの支持を集めており、彼女が経験したことを語ることで、他の被害者を救うことにつながると期待されています。今後、青木さんがどのように行動するのか注目される中、芸能界の風潮を変えるための動きが広がることが望まれています。