上沼恵美子（写真・共同通信） 2024年末から報じられてきた中居正広の女性トラブル。2月19日、中居の有料ファンクラブ閉鎖に当たり会員向けの動画が公開され、その内容は中居のものと思われる右手5本の指が青空に向かって手を振り、こぶしを握り締め、また開くというもの。まるでファンに「さよなら」を言っているかのような、手のしぐさだったという。 すると翌20日には、木村拓哉がInstagramに、同じく右手をかざす写真を投稿した。まるで元SMAPとしての“惜別”にも見える投稿をした木村に、SNSでは感謝の言葉が多数寄せられた。 これだけなら元SMAP2人の美談として終わった話だったが――これに黙っていられなかったのが、芸能界のご意見番である上沼恵美子だ。 上沼と高田純次がMCを務める『上沼・高田のクギズケ!』（読売テレビ）が、2月23日に放送された。かねてから中居正広の女性トラブルについて放送してきた同番組だが、この放送での上沼の発言に批判が殺到している。 「基本的に、上沼さんと高田さんが時事ネタを面白く深掘りしていく内容で、ゲストのキャラクターもあって終始和やかな番組なんですが……。 上沼さんは23日の放送で、木村さんの“惜別投稿”について、『木村さん、チョキにしたらよかったね、中居に勝った～！って』と身振り手振りを交えながら発言したんです。 中居さんが投稿した手のひらをじゃんけんのパーに見立てた、上沼さんらしいギャグだったのでしょう。実際、スタジオでは笑いも起こっていました。 しかし、中居さんの引退を悲しむ視聴者などには、この発言は『中居さんを軽んじている』と映ってしまったようです」（芸能記者） 確かに、上沼のギャグは捉え方によっては「元SMAP間の対立をあおっている」というふうにも見える。芸能界を去る中居と、主演映画が公開中の木村の境遇の違いが際立つ今だからこそなおさらだ。 Xでは、この上沼の発言について異を唱える声が多数寄せられている。 《上沼恵美子さん あまりにも人を侮辱した発言ではないでしょうか？》 《さすがに上沼さん言い過ぎですよ、ファンが可哀想です》 《なんなんですかね？ こんな人の大切な心を踏みにじる行為で喜ぶ人って本当に最悪 どんだけ悲しく不愉快になるか》 上沼が、中居のトラブルでこうした厳しい声を浴びるのは、初めてではなかった。 「2月3日に放送された自身のラジオ番組『上沼恵美子のこころ晴天』（ABCラジオ）では、中居さんについて『なんだかんだ言うて、中居さんは転げ落ちたやんか。しょうもないことで』と辛辣に指摘。しかも、これも木村さんについての話題の中でのことでした。この発言の後も、同放送内で『女性はものじゃないと言いたい』と強調して釘を刺していました。上沼さんの怒りが表われた内容でしたが、今回の“じゃんけん発言”でも、中居さんと木村さんの対比の中での発言だったことを考えると、ファンとしては黙っていられない視聴者も多いのでしょう」（前出・芸能記者） “西の大御所”のひと言は、単なるジョークでは済まされないほど大きくなってしまっている。

芸能界の「ご意見番」ともいわれる上沼恵美子（69）が炎上した。 発端は元SMAPの中居正広さん（52）の“最後の動画”で、2月19日に閉鎖された中居さんの有料ファンクラブサイトで、会員に向けた動画が公開された。空に向かって右手を振り、その手を握りしめ、また開くという“パー・グー・パー動画”は、中居さんの姿は写っていないが、ファンに対する「さようなら」のメッセージとみられている。 すると、翌20日にキムタクこと木村拓哉（52）が自身のインスタに、手を空にかざす同様の写真が投稿され、SMAPファンたちは“胸アツ”になっていたのだが、そこに上沼がチャチャを入れてしまった。23日に放送された上沼と高田純次（78）がMCを務める情報バラエティー番組「上沼・高田のクギズケ！」（読売テレビ・中京テレビ）でのことだ。 「上沼さんが『木村さん、チョキにしたらよかったね、中居に勝った～！って』と笑いにしたせいで、熱狂的なファンらが怒り出したんです」と女性週刊誌芸能ライターは語る。 実際、それを報じたネットニュースにも、《上沼さんもお笑いの方ですし、まあそこは仕方ないのかな？と思います》と擁護するコメントも付いているとはいえ、《口にしていいのかどうか、常識的な判断が出来る人を「ご意見番」と呼ぶべきです》《上沼さん、なんだか悪口ばっかり言ってるし、それが笑えるやつじゃなくて正直腕落ちたなと思ってます》なんて非難の声の方が目立つ。 中には《そもそも木村氏は勝ち負けを考えているような人じゃないと思うので、木村氏に対しても失礼な発言だと思う》《木村さんにも失礼だし傷つける言葉だと思います》という書き込みも少なくない。 「SMAPが2016年末に解散して以来、ずっと中居さんと木村さんの“不仲説”がくすぶっていたわけです。それがようやく昨年あたりから《雪解けか》と言われ始め、再結成に対するファンの期待が高まっていた矢先に、中居さんが女性トラブルで電撃引退……ファンの落胆は相当なものです。ただでさえ傷心のところに、百歩譲って中居さんを揶揄するだけならまだしも、木村さんまで巻き込んだのは傷口に塩を塗るどころか、えぐるようなもの。ただでさえ夫婦仲、家族仲もいいキムタク株は急騰していますからね」と前出の女性週刊誌ライターは指摘する。 さすがの「西の女帝」も判断を誤ったか。さらにこんな指摘もある。 「そもそも中居さんと木村さんに距離ができたのは、木村さんがSMAP時代に中居さんの“遊び方”をいさめ、それに中居さんが逆ギレしたことがきっかけという噂話もあります。中居さんの女性トラブルの中身は判然としない部分もありますし、和解も成立しているので何とも言えないですが、中居さんは引退を決断するほどのことをやってしまったわけです。仮に噂が本当だったとしたら、木村さんのアドバイスが正しかったということになる。木村さんの評価は今後ますます上がるでしょうし、逆に言えば、冗談にしてはいけない、触れてはいけない存在になっていくでしょうね」とスポーツ紙芸能デスクは語る。 中居さんの女性トラブルにも激しく嚙みついてきた上沼だが、今回ばかりは触れてはいけない“地雷”を踏んでしまったようだ。