中居正広がファンサイト閉鎖 “普通のおじさんに戻りたい”で「海外逃亡」画策か…「説明責任」はどうなる?
フジテレビ関係者との女性トラブルが原因で1月23日に芸能界を引退した中居正広(52)だが、ファン向けの有料会員サイト「中居ヅラ あの子たちに…、」を2月19日23時59分をもって閉鎖した。
すべてのコンテンツが削除されたが、サイトに寄せられた中居へのメッセージについては「しっかりご本人に、耳にも、目にも、心にも届いております」と報告していた。
今後は、会費の返金対応などのため、問い合わせ窓口は、同氏の誕生日でもある8月18日までは残すというが、サイトはその日をもって完全クローズされるという。
一方、フジテレビは、中居の問題に社員の関与があったかなど「第三者委員会」による調査が進められており、3月をめどに報告される予定。しかし今なお、70社以上のCMスポンサーは広告出稿を控えたままで、危機的な状況が続いている。
「しかし、第三者委員会の調査対象は社員のみ。1月27日の会見では、港浩一前社長は、トラブル発生後の2023年7月、フジ社員は中居さんから状況の説明を受けたとしたが、具体的に何が起きたかの詳細は、相手のプライバシー保護のため明かされることはなかった。これは相手の女性の存在もあり、仕方ない部分もあるが、会見でたびたび取り沙汰されたフジテレビの“企業風土”の部分も含め、全容解明は容易ではないはず」と会見に出席した記者は述べている。
“生涯年収”はすでに数百億
当の中居は、早々に芸能界引退を表明し、脱兎のごとく表舞台から姿を消した。しかし、会見を開くこともなく、〝トンズラ”した中居の説明責任を問う声は大きい。
1月には、都内にある中居のマンションに、かねて交際が報じられていた12歳年下のダンサー兼振付師の女性が出入りし、失意の中居をサポートしていると報じた女性誌もあった。しかし中居の今後の去就について、さるキー局バラエティー関係者はこう話す。
「中居さんは、このまま日本にいてもマスコミに追い回されることは目に見えているので、女性とともに海外への移住を考えていると言われています。『第三者委員会』の調査が終了後、サイトが完全クローズされる前にはすでに他国に移住しているかもしれません」
確かに、すでに一生食うに困らないほどの金は稼いでいると言われる中居。国民的アイドル、その後は人気司会者として、稼働36年で稼いだ金額は数百億円規模と見られる。「デイリー新潮」(1月29日)では、中居の総資産を、都内で複数箇所所有する不動産を含め「20億円をくだらない」と試算している。
海外で悠々自適の生活を送るには十分な金額だが、このまま説明責任を果たすこともなく、海外で“普通のおじさん”として、「第二の人生」を送ろうとでも考えているのだろうか。
中居氏の「女性トラブル」に端を発したフジテレビの窮状と迷走が止まらない。