フジテレビの元人気アナウンサー、八木亜希子さんが自身の新人時代に経験した衝撃的なエピソードを語り、同局のセクハラ体質について暴露しました。1988年に入社した八木さんは、当時のフジテレビのバブル期において、自由すぎる雰囲気と常識の低さが蔓延していたことを振り返りました。
八木さんが語った中でも特に驚かされるのは、上司からの「バニーガールの衣装でプレゼンターを務めてほしい」という要請です。この要望に対し、八木さんは同僚の河野敬子さんと共に直談判し、最終的にはゴルフウェアでの出演を勝ち取りました。また、ホステス経験を理由に内定を取り消されたという噂についても、実際には他局の女性アナウンサーに関するニュースが誤解を生んだ結果であると明かしました。
当時のフジテレビでは、温泉ロケや体を張った企画が多く、八木さんは「壊れた大人たちがいっぱいいた」と述べ、放送中に全裸にならざるを得ない状況に置かれたこともあったと語りました。新人アナウンサーとしての立場から、断りにくい雰囲気があったことも影響していたようです。
さらに、八木さんは生放送中に起こった数々の失敗エピソードも紹介しました。その中には、選挙権のない若者にインタビューし、返答に困惑した出来事や、相方に対して「おじさん」と呼びかけてしまったハプニングなどがありました。
現在、八木さんは結婚20年以上経つものの子供はいないという私生活についても言及。夫婦のライフスタイルやその選択について多くの憶測が飛び交っていますが、八木さんは特に問題はないと語り、夫との関係を楽しんでいると明かしました。
このように、八木亜希子さんはバブル時代のフジテレビの裏側を赤裸々に語り、その過去から現在への移り変わりを示しました。彼女の発言は、メディア業界の変化やセクハラ問題に対する意識の高まりを考える上でも興味深いものとなっています。